北海道ツアー4日間のうち、3日目がバス走行距離が一番長かったです。
旅程表では約540km
個人でこれだけの距離を走ったらバタンキューですね。
小樽近くのキロロリゾート ホテルピアノを朝7時50分出発。
一路旭山動物園に向かいます。
旭山動物園はあまりに有名ですが、旭川にあります。
小さい地方の動物園ながら、ペンギンの園内行進など工夫がいっぱいで
メディアに取り上げられて、一躍人気動物園になりました。
北海道パックツアーにはこの動物園が組み込まれたものが多いです。
しかし、ひと頃より来園者はずいぶん減ったみたいですね。
到着前に、バスの中で動物園についての説明がありました。
小さい小さい動物園で、上野動物園の9分の1の面積。
動物園の評価も人によってかなり分かれるとのこと。
すぐに飽きてしまう人、5時間いても時間が足りないという人。
私は初旭山動物園だったのでとっても楽しみにしていました。
山の斜面に作られた動物園で、団体は山の上から入ります。
入ってすぐのところから写真撮影。
この下のほうの斜面にいろんな動物の建物があります。
動物園での滞在時間は2時間。
人気のぺんぎん館やほっきょくぐま館、あざらし館は下のほうです。
そこにたどりつく前に、すずめやカラスも展示されているんです。
カラスは悪者ではなくて、こんな役割もあるんだよと丁寧に説明されており
まじまじと説明書きを読んでしまいました。
これは子供たちにとってとても勉強になるなと思ったりして。
でも最初から時間とり過ぎて、肝心の人気動物見物に時間がなくなってしまった。
あざらし館のアザラシ
円筒形の水槽にたまにアザラシ君が降りてくるのですが
それがめったに降りてきてくれないし、降りてきても猛スピードです。
写真を撮るのも至難の業です。
人間とのツーショットを撮ろうとみなさんこの円筒形の水槽前で
待ち構えています。
そうそう、写真は絶対にノーフラッシュです。
動物たちにストレスがかかってしまうから。
もしフラッシュをたくと、係りの人に猛烈に怒られるとか。
ぺんぎん館では、ペンギンが泳ぐ水槽の中のトンネルを人間がくぐります。
じっとしてるペンギンも見られます。
よくよく観察していると、ペアのペンギンが巣作りしている姿も見られました。
ほっきょくぐま館では、同じ目線で身近に白くまを見ることができます。
白くまの向こうに見えるミニドームの中は人間。
私も観たかったけど、見たい人の行列が長くてあきらめました。
土の上にいっぱいいる白鳥
ランチのことをほとんど書いていません。
朝がバイキングだとお昼になってもおなかがすかないのです。
旅行中に食べようと実はおやつもたくさん持って行きました。
しかしそのおやつは結局ほぼそっくり持って帰ったほど。
もっともお土産物屋さんでの試食の食べすぎもありましたけど(^^;)
旭山動物園でランチタイムだったのですが、
食べたのは、園内でおいしい焼きたてパンが食べられるというお店で買った、メロンクリームパンだけ。
サクサクのメロンパン生地にメロン味のカスタードクリームがたっぷり。
とってもおいしかったです。
ちなみに1個240円。
旭山動物園、私は2時間ではとても足りませんでした。
また機会があればぜひ訪れたいです。
旭山動物園を後にして、次に向かうのは富良野、美瑛です。
ここはほぼ車窓からの景色を楽しむというスタイル。
美瑛は、7月になると畑がパッチワークのようになる美しい風景が見られる所。
5月では残念ながらまだその風景は見られません。
でも緑の風景も美しいです。
セブンスターの木
昔セブンスターの箱にこの木が印刷されたそうです。
他に「マイルドセブンの丘」とか「ケンとメリーの木」とかあって
とにかく美瑛はCM撮影や写真撮影で有名なところがたくさん。
富良野といえばラベンダー。
ラベンダーもあいにくまだ季節が早いです。
ファーム富田さんは、ラベンダー栽培で有名なところで
無料で畑や資料館などが見られます。
温室ではラベンダーが咲いています。
ラベンダーを使った商品がお土産として売られています。
スイーツもあって、ラベンダーソフトクリームがおいしかったです。
ここも30分ほどの滞在でした。
あわだたしく集合して向かうのは、3日目のお宿がある登別温泉。
4日目のメイン観光は「小樽」なのに南の登別温泉で宿泊です。
なんだかちぐはぐです。
富良野から登別まで結構な距離がありました。
添乗員さんの配慮で、4日目の小樽観光に少しでも時間が取れるように
登別温泉の地獄谷観光が4日目から3日目の最後に変更になりました。
地獄谷観光も20分くらいです。
ツアーって、時間が押し迫っても予定の観光はすべてこなさないといけないんですね。
バスにずっと乗ってばかりで、だんだん疲れが出てきましたが、
この日の最後の最後は、「大人の事情」で締めくくり^^
旅行のスポンサーだから仕方ないです。
お宿に入ったのは6時半過ぎくらいだったかな。
登別万世閣というお宿で、少し古めの団体向け旅館。
お部屋はまずまずかな。
夕食は、今回のツアーでは初めて定食スタイルでした。
おなかすいてなかったので、これぐらいの量で十分でした。
胃もバイキング続きで疲れていたのかな。
翌朝食はバイキングスタイルで、なんだかんだといいながらまたたくさん食べましたけど(^_^;)
そうそう、旅館の都合で2日目と3日目のお宿が変更になったおわびということで
旅館側から飲み物が1杯無料で付きました。
私は生ビールを頂きました^^
白く濁ったお湯である登別温泉はぬるっとしたお湯でとてもよかったです。
時間がないながらも夜2回、朝1回お風呂に入りました。
温泉、大好きです。
りっぱなシティホテルの部屋の豪華なお風呂より、古くて安っぽいお宿でも
温泉がある日本旅館のほうが私はいいです。
盛りだくさんな北海道旅行もいよいよ最終日を迎えます。